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先賢館
常設展示
先賢館では、江戸時代後期から幕末にかけて活躍した大垣ゆかりの先賢5人を紹介しています。 蘭方医の江馬蘭斎、植物学者の飯沼慾斎、女流漢詩人の江馬細香、漢詩人の梁川星巌、大垣藩重臣で文人の小原鉄心について、ゆかりの資料と映像を通じて、その生涯と偉業を知ることができます。
江馬蘭斎の蒸気風呂 |
触れることができる展示 |
お手持ちのスマートフォンで展示室内のQRコードを読み取ると、先賢の功績を紹介する動画をご視聴になれます。 展示室内 |
QRコード 先賢の功績を紹介する動画 |
展示している大垣の先賢
江馬蘭斎(1747~1838)大垣藩医。蘭方医。蘭学者の杉田玄白・前野良沢に蘭方医学とオランダ語を学ぶ。蘭学塾「好蘭堂」を開き、美濃西洋医学の先駆者となる。 |
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飯沼慾斎(1783~1865)大垣の蘭方医。植物学者。江馬蘭斎の門人吉川広簡に蘭学を学ぶ。西洋の植物分類法をもとに、日本最初の体系的植物図鑑『草木図説』を著す。 |
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江馬細香(1787~1861)漢詩人・画家。江馬蘭斎の娘。頼山陽に詩文や書画を学ぶ。漢詩結社のリーダーとして活躍したほか、すぐれた書画を数多く残した。 |
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梁川星巌(1789~1858)漢詩人。江戸に詩塾「玉池吟社」を開き、江戸漢詩壇の中心人物として活躍し、詩道中興の祖ともいわれる。幕末の志士としても知られる。 |
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小原鉄心(1817~1872)大垣藩の重臣。幕末・維新期の大垣藩を財政面・軍事面で導いた。酒と梅と詩を愛する文人でもあり、豪快な書風の作品を数多く残した。 |