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企画展
企画展は、春と秋に、松尾芭蕉や俳諧に関する内容、夏に、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催に合わせて、ぜひご来館ください。
また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらも併せて、ぜひご参加ください。
第42回企画展 令和7年7月19日(土)~8月31日(日)
金森吉次郎 ~水を治むるの本は、山を治むるに在り~
会期 | 令和7年7月19日(土)~8月31日(日) |
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時間 | 午前9時~午後5時 |
場所 | 大垣市奥の細道むすびの地記念館1階 企画展示室 |
料金 | 一般300円、団体150円(18歳未満は無料) |
「水を治むるの本は、山を治むるに在り」の思想のもと日本でも有数の洪水地帯である濃尾平野において川や山と向き合い、治水・植林対策に力を尽くしたのが金森吉次郎(1864~1930)です
明治24年(1891)10月に発生した濃尾地震では被害の大きさを皇室や政府に報告して救済を求め、同29年7月と9月に発生した水害では輪中内部に溜まった悪水を揖斐川に排水するため横曽根の堤防を切り割りました。
また、同30年7月には志を共にする金原明善や山田省三郎らとともに揖斐川水源地の根尾谷に赴き山腹崩壊の実情を視察し、その後の岐阜県の植林事業のきっかけをつくりました。
第42回企画展では、「治山治水」に生涯をささげた金森吉次郎と彼を取り巻く人物たちとの活動について、ゆかりの資料を通して紹介します。