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企画展
企画展は、春と秋に、松尾芭蕉や俳諧に関する内容、夏に、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催に合わせて、ぜひご来館ください。
また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらも併せて、ぜひご参加ください。
第37回企画展 令和5年10月7日(土)~11月19日(日)
月を愛でる俳人たち
会期 | 令和5年10月7日(土)~ 11月19日(日) |
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時間 | 午前9時~午後5時 |
場所 | 大垣市奥の細道むすびの地記念館1階 企画展示室(大垣市船町2丁目26-1) |
料金 | 一般300円、団体150円(18歳未満は無料) |
月見が秋の楽しみとされているように、月は私たちにとって馴染み深い存在です。古来、人々を魅了してきた月は、「雪月花」・「花鳥風月」など四季の風景・自然の美しさを表す言葉に表現されたり、『万葉集』・『古今和歌集』などに所収の和歌に詠まれたりしています。
江戸時代に多くの人々が親しんだ俳諧においても、月は特に秋を代表する景物の一つとして大切にされてきました。そして、芭蕉が「名月に麓の霧や田のくもり」や「名月の花かと見へて棉畠」などと詠んだように、俳人たちは、名所・旧跡を訪れたり、宴席を催したりしながら、月を愛でる句を数多く残しています。
第37回企画展では、古くから人々に親しまれてきた月を愛でる文化について、江戸時代の俳人たちの作品やゆかりの資料を通して紹介します。