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企画展

企画展は、春と秋に、松尾芭蕉や俳諧に関する内容、夏に、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催に合わせて、ぜひご来館ください。

また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらも併せて、ぜひご参加ください。

第38回企画展 令和6年3月30日()~5月12日(
芭蕉の俳風 ~新しみは俳諧の花なり~

会期 令和6年3月30日()~5月12日(
時間 午前9時~午後5時
場所 大垣市奥の細道むすびの地記念館1階 企画展示室
料金 一般300円、団体150円(18歳未満は無料)

芭蕉の門人土芳が師の考えなどをまとめた『三冊子』の中に「新(あたらし)みは俳諧の花也」という言葉があります。新しさを追求しようとする姿勢こそが俳諧の真髄であるというのです。

若い頃の芭蕉は、言葉遊びを中心とした貞門俳諧や談林俳諧に親しんでいました。しかし、天和期(1681~1684)頃には当時流行を見せた字余りや漢詩文調の句をつくるようになります。さらに、貞享期(1684~1688)以降、旅を重ねることで、俳諧の道に没頭するようになり、見過ごされがちな対象にも価値を認め、句に表現するようになります。芭蕉は、実見を通して季語を捉え直したり切字の再発見と開発によって新たな句の構造を創り出したりしました。芭蕉の創作の根底には、和歌・漢詩・連歌で詠み表されなかった題材も俳諧で取り上げようとする飽くなき探求心がありました。

第38回企画展では、生涯にわたり新しい境地を求め、俳風を変化させた芭蕉について関連する真筆作品などを通して紹介します。

第38回企画展

芭蕉の俳風 ~新しみは俳諧の花なり~

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