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企画展
企画展は、春と秋に、松尾芭蕉や俳諧に関する内容、夏に、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催に合わせて、ぜひご来館ください。
また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらも併せて、ぜひご参加ください。
第39回企画展 令和6年7月13日(土)~8月25日(日)
芭蕉さんの姿
会期 | 令和6年7月13日(土)~8月25日(日) |
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時間 | 午前9時~午後5時 |
場所 | 大垣市奥の細道むすびの地記念館1階 企画展示室 |
料金 | 一般300円、団体150円(18歳未満は無料) |
芭蕉は、貞享元年(1684)8月中旬から翌年4月末にかけて東海・近畿地方を巡って以降、『野ざらし紀行』をはじめとする紀行文のもととなる旅を重ねていきます。「旅の詩人」や「漂泊の俳諧師」などとも称されるように、旅を通して新しい俳風を求め続けました。
俳諧に対する芭蕉の姿勢は、門人たちによって様々に受け止められます。そして、時代が移り変わるなか、捉え直しと増幅を伴いつつ、人々の間に広く浸透していきます。18世紀末になると、芭蕉は、百回忌の節目と相まって、神格化・仏格化され、俳諧史上、傑出した俳人として位置づけられることとなります。
第39回企画展では、俳人として生きた〈人間芭蕉〉の姿と後世の人々が思い描いた〈俳聖芭蕉〉の姿について、ゆかりの作品や資料を通して紹介します。