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企画展
企画展は、春と秋に、松尾芭蕉や俳諧に関する内容、夏に、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催に合わせて、ぜひご来館ください。
また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらも併せて、ぜひご参加ください。
第43回企画展 令和7年10月4日(土)~11月16日(日)
『奥の細道』「大垣」の章段を探る
会期 | 令和7年10月4日(土)~11月16日(日) |
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時間 | 午前9時~午後5時 |
場所 | 大垣市奥の細道むすびの地記念館1階 企画展示室 |
料金 | 一般300円、団体150円(18歳未満は無料) |
芭蕉は、元禄2年(1689)3月27日に江戸の深川(現・東京都江東区)を出立すると、東北・北陸地方を巡り、同じ年の8月20日頃に大垣を訪れました。大垣に2週間ほど滞在した芭蕉は、多くの人々と親しく交わり、9月6日、伊勢国(現・三重県)に向けて旅立ちました。
この旅の体験をもとに著された芭蕉の俳諧紀行『奥の細道』には、現在、大垣が、「奥の細道むすびの地」と称されるように、紀行を締めくくる章段として登場します。そして、著者である芭蕉自身の体験と同じように、文学作品としての紀行の本文には、大垣を訪れた主人公「予」と人々との交歓の様子が描かれています。
第43回企画展では、『奥の細道』の「大垣」の章段について、著者である芭蕉や彼を取り巻く人々にゆかりの作品・資料を通して紹介します。