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企画展
企画展は、春と秋に、松尾芭蕉や俳諧に関する内容、夏に、大垣ゆかりの先賢に関する内容で開催しています。普段なかなか見ることができない貴重な資料や、作品が一堂に会しますので、企画展開催に合わせて、ぜひご来館ください。
また、企画展開催に合わせて当館学芸員によるギャラリートークや、関連講座を開催していますので、こちらも併せて、ぜひご参加ください。
第41回企画展 令和7年3月29日(土)~5月11日(日)
芭蕉の真筆でたどる『奥の細道』⑦ ~歌枕を訪ねて~
会期 | 令和7年3月29日(土)~5月11日(日) |
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時間 | 午前9時~午後5時 |
場所 | 大垣市奥の細道むすびの地記念館1階 企画展示室 |
料金 | 一般300円、団体150円(18歳未満は無料) |
元禄2年(1689)3月27日、芭蕉は江戸の深川(現・東京都江東区)を出立し、『奥の細道』の旅に出ます。この旅は、東北・北陸地方を巡り、同じ年の8月20日頃に大垣に至るもので、距離にしておよそ2,400キロ、日数にして150日ほどにも及びました。
芭蕉が『奥の細道』の旅で訪れた地の中には、「歌枕」と呼ばれる、古来、和歌に詠まれて有名になった名所・旧跡も少なくありません。松島(現・宮城県松島町)や象潟(現・秋田県にかほ市)などの歌枕を巡り、能因・西行ら先人たちと心を重ね合わせることは、芭蕉にとってこの旅の大きな目的の一つであったのです。
第41回企画展では、歌枕を巡って先人たちの感動を追体験し、新たな創作を重ね続けた芭蕉の姿勢について、ゆかりの作品や資料を通して紹介します。