第32回企画展のお知らせ

本格的な春の訪れが待ち遠しい季節となりましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

奥の細道むすびの地記念館は、この4月で10周年を迎えます。そこで奥の細道むすびの地記念館10周年事業として、3月26日(土)より、第32回企画展が始まります。

 

今回の企画展では、松永貞徳や西山宗因らが活躍した江戸時代初めの頃から、松尾芭蕉の時代までの真筆作品を展示し、人びとの間で流行した俳諧の魅力についてご紹介します。

 

太平の世を迎えた江戸時代にふさわしい文芸として、次第に人びとの間で広まっていった俳諧。その背景には、和歌・連歌の入門として俳諧を位置づけていた松永貞徳や、俳諧本来の発想の面白さを追求した西山宗因といった人物の活躍がありました。そして、貞徳や宗因らの活躍ののち、俳諧の文芸性を飛躍的に高めたのが、旅を重ねながら俳風を変化させた松尾芭蕉なのです。

 

今回、大垣市奥の細道むすびの地記念館と大垣市郷土館を展示会場として、松永貞徳や西山宗因、松尾芭蕉の作品をはじめ、芭蕉の門人たちや芭蕉と同時代の俳人の作品など、普段ご覧いただけない作品を多数、展示します。

これらの作品は、令和2年度に大垣市が寄贈を受けた堀尾家旧蔵俳諧資料が一堂に会する初めての機会でもあります。

 

展示名 第32回企画展 芭蕉の時代~俳諧好き大集合~
期 間 令和4年3月26日(土)~5月15日(日)

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