第28回企画展展示に代えて(その1)

新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、当館は現在、休館しております。

 

そこで、第28回企画展の展示作品をクイズ形式で紹介いたします。

元禄3年(1690)3月下旬頃、芭蕉は、近江の門人たちと唐崎の松(現・滋賀県大津市唐崎一丁目)で舟遊びをし、句を詠みました。その句は、近江の門人たちと春の終わりを惜しんでいる様子を詠んだものです。

第28回企画展チラシの裏面に、芭蕉がその句を記した作品の画像が掲載されています。

さて、この芭蕉句は、次のうちどれでしょうか。

 

  ① 「辛崎の松は花より朧にて」
  ② 「先たのむ椎の木も有夏木立」
  ③ 「行はるやあふみの人とおしみける」

 

(ヒント1)この句は、元禄4年(1691)7月に刊行された『猿蓑』乾巻(発句篇)の 一番最後に収録されています。

『猿蓑』乾巻

(ヒント2)下記の写真は、その芭蕉句を刻んだ句碑です。

義仲寺境内にある句碑

 ※ヒント1、ヒント2では、句の上五が改められています。

正解は、次回のむすび手帖の更新をお待ちください。

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