第35回企画展開催のお知らせ

心地のよい季節になってまいりましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

奥の細道むすびの地記念館では、3月25日(土)より春の企画展が始まります。

 

今回の企画展では、芭蕉没後から蕪村らによる蕉風復興運動の時代までの俳諧について、ゆかりの俳人たちの作品や資料を通して紹介します。

 

芭蕉が活躍した前後の時代にあたる17世紀半ばから18世紀初めにかけて、俳諧は多くの人々に親しまれ、多様な俳風が広まることとなります。

 

そして、宝暦年間(1751~1764)の頃になると、儒学をはじめ古典回帰を唱える他の学問の影響もあり、芭蕉の俳風に帰ろうとする蕉風復興運動が起こり始めます。蕪村らに代表されるこの時代の俳諧は、「中興俳諧」とも称され、芭蕉の顕彰をともないながら全国的に展開していきます。

 

今回は、芭蕉やその後の時代に活躍した蕪村らが残した和本や直筆の俳諧作品など、普段ご覧いただけない資料を展示します。

 

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

展示名 第35回企画展 めざせ!!芭蕉 ~中興俳諧の時代~
期 間 令和5年3月25日(土)~5月14日(日)

 

 

第35回企画展リーフ

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