朝晩涼しくなってまいりましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
奥の細道むすびの地記念館では、10月7日(土)より秋の企画展が始まります。
今回の企画展では、「芭蕉涅槃図」を取り上げます。「芭蕉涅槃図??」、「涅槃図って御釈迦様では?」と思われる方が少なくないかもしれません。
「芭蕉涅槃図」とは、芭蕉臨終の情景を釈迦入滅の情景に見立てて描かれた図のことをいいます。
芭蕉の没後、俳諧の広まりとともに、各地で芭蕉を供養、顕彰する動きが活発になります。そして、次第に芭蕉は神仏のように敬われるようになり、供養や顕彰活動の中で描かれるようになるのが、「芭蕉涅槃図」です。
普段はなかなかご覧いただけませんので、この機会にぜひご友人やご家族もお誘い合わせの上、ご来場ください。
展示名 第21回企画展 芭蕉涅槃図の世界 ~旅に病で夢は枯野をかけ廻る~
期 間 平成29年10月7日(土)~平成29年11月19日(日)
動物や昆虫も描かれていますね。おや、猿は蓑を着ています。
これらの動物や昆虫たちは、一体、何を意味しているのでしょうか。
答えは、企画展示室にて!!