企画展関連講座の終了とお知らせ

木々の葉の色づきが鮮やかな季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10月28日(日)、第24回企画展関連講座が開催されました。70名ほどの方にご参加いただきました。
まことにありがとうございました。

金森先生ご講演の様子

講師の金森敦子先生には、「芭蕉は鼠ヶ関を越えたのか―『おくのほそ道』の番所について」というテーマでご講演いただきました。
奥州路・出羽路・北陸路の番所と街道について、当時の旅人の記録や絵図からご説明いただきました。
そうした関係資料から、芭蕉が尿前の関で手こずったのは手判が異なっていたこと、また芭蕉が鼠ヶ関を越えたとするのは文学上の演出ではないかと教えていただきました。
芭蕉と曽良の旅の様子について、想像を掻き立てさせられる、とても楽しい内容でした。

鼠ケ関跡(現・山形県鶴岡市)

第24回企画展の会期は、のこり10日となりました。11月2日(金)~4日(日)は教育・文化週間のため、施設入館が無料となります。水門川周辺の紅葉をお楽しみいただきながら、奥の細道むすびの地記念館企画展示室まで足をお運びください。

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