秋風が心地の良い季節となりましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
奥の細道むすびの地記念館では、10月5日（土）より秋の企画展が始まります。
今年は『奥の細道』の旅から330年の節目の年にあたるということで、春の企画展では、『奥の細道』の旅の旅立ちを取り上げました。
今回の秋の企画展では、芭蕉の故郷である伊賀（現・三重県）との関係に焦点を当てています。
芭蕉は、伊賀の中でも上野（現・伊賀市）というところの出身で、帰郷の折には伊賀の門人たちとともに俳席を設けて交歓しています。また、伊賀から離れた地にいても、しばしば門人たちに手紙を送り、親しく交流しています。
そうした芭蕉と伊賀の門人たちとの交流や門人たちの俳諧活動について、芭蕉直筆の手紙やゆかりの作品を通じて紹介しようというのが、今回の企画展です。
今回は、普段はご覧いただけない芭蕉直筆の手紙もありますので、この機会にぜひご友人やご家族もお誘い合わせの上、ご来場ください。
展示名 第27回企画展 芭蕉と門人①
～伊賀の蕉門俳人たち～
期 間 令和元年10月5日（土）～11月17日（日）
